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@虎ノ門協同法律事務所
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なぜ原発の危険性を見抜けなかったのか
  私自身は、原子力エネルギーに期待していました。今の原発は安全管理が不十分で危険だとは思っていましたが、全ての原発が存在することが許されないものだとは思っていませんでした。

 3.11から1週間たった頃、両国で伊藤滋先生と会う機会がありました。伊藤先生が「日本に原発なんか作るのは絶対に無理」と言っていたのを聞いて、その時は、「そこまで言うかなーー」と思って聞いていました。

 3.11から3か月。これまで、原発問題と正面から向き合ってこなかったのですが、いろいろ知るにつれ、こんなに未確立な技術で日本に55基もの原発を作り、まだ3基を建設中なのかと驚くと同時に、自身の不勉強を恥じています。

 過酷事故を防ぐ為には、原子炉建屋のみならずタービン建屋など配管が通る場所は全て、地震の揺れと地盤の変動に耐えうる強度を保つことが必要ですが、このような配慮はなされていません。津波対策ももちろんです。それ以上に使用済み核燃料をどうするのか見通しが立っていません。
 
 
 
 日本民主法律家協会の2011年6月号は「原発災害を絶対に繰り返さないために(パート)-各地のこれまでの取組みと司法・行政の責任」という特集です。

 これまで、多くの原発で建設の差止等を求める訴訟が提訴されてきましたが、安全性に欠けると判断したのは、2つの下級審判決だけです。ほとんどの判決が原発の危険性を見抜けずに(見抜いても政府への配慮からの判断なのでしょうか?)、この福島の悲劇を生み出してしまいました。

 法律家の一人として、なぜ司法が暴走する危険を止められなかったのかを考えなければならないと思います。「失敗から学ぶ」ために。

 ドイツもスイスもイタリアも福島を教訓に原発に対する政策を決めています。福島の当事国である日本は、政府が原発は安全として再稼働を要請しています。この差はなんでしょうか?

 原発ゼロを求める集会が昨25日福島で開催されたと報じられています。7月2日は、東京でも集会があるそうです。東京の集会の呼びかけ人の一人である湯川れい子さんが、「市原悦子さんも呼びかけ人のおひとりです。私は東京にいない日で行けないけれど、ぜひお出かけを」とツイートしていました。

 私も7月2日には明治公園に行こうと思っています。

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 私のかみさんは、6月22〜23日で、石巻、女川、南三陸町などの現状を見てきました。写真は、南三陸町の23日の状況です。

 


 震災前から、今年の夏はまとまった休暇とする予定で予約もすませていたのですが、現地に行ったかみさんの話を聞いて、東北の応援になるような休暇の過ごし方に変更です。予約をキャンセルし、東北で過ごす休暇の計画中です。
posted by koichi | 12:46 | 東日本大震災 | comments(0) | trackbacks(0) |
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