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@虎ノ門協同法律事務所
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着陸の決断
 昨夜、屋久島空港⇒鹿児島空港⇒羽田空港というルートで21時過ぎに東京に戻りました。

 広島空港ではアシアナ航空機が着陸失敗で負傷者が出ていること(発生時刻は、私の鹿児島空港離陸直前の時間帯です)は、22時過ぎに自宅に戻ってから初めて知りました。

 私は、叔父(79歳)と知人の高齢者(86歳)の「(生きている内に)一度は屋久島を訪れたい」というリクエストに応えるべく、引率者として(もっとも私も屋久島初体験。こころもとない引率者です)屋久島に行き、昨夜戻って来たところです。切っ掛けは、昨年の春に、知人の医師が、「屋久島はイイ!」と叫んだのが、その場に居た叔父や知人そして私の心を動かしたのです・・・(^0^)。

 4月12日から2泊3日の旅行でした。私一人の添乗員では、心細いので、介護職をしている長女に休暇を取得させ、介護要員をもう一人確保した上で4人での参加です。

 初日の12日は、鹿児島までの往路は全く問題なし。

 鹿児島から屋久島へはJAC(日本エアコミューター)便です。鹿児島⇒屋久島便の前便は、天候不良で着陸できずに鹿児島空港に戻っており(運行情報を確認していたのですが、出発直前に引き返しの情報をインターネット上で知りました)、私たちが乗る鹿児島⇒屋久島便も大丈夫かなと思いながら搭乗しました。

 予想どおり、最初の着陸では、滑走路を視認できず、再上昇。1時間ほど屋久島北側上空を旋回し、天候の回復を見ながらなお2度の着陸を試みたのですが、結果としては視界不良で着陸できませんでした。

 出発空港の鹿児島空港に引き返しました。航空機に搭乗する機会はそんなにありませんので、天候不良による搭乗した後の航空便のトラブルは、10年以上前に、視界不良で広島空港に着陸できず岡山空港に着陸(ダイバート)して、「さあどうする!」とドタバタしたことがありますが、それ以来でした。去年は、雪で羽田⇒高松空港便が欠航して、私が話をする県の講演会がドタキャンになったこともありますが・・・。

 空港の施設と航空機の装備上、「屋久島空港ではしょうがないかな」と思っていましたが、パイロットの方々は、燃料の許す限り粘ってくれて、鹿児島空港に着陸したのは離陸後2時間後でした。パイロットの方々の熱意に感謝です。←本来のフライト時間は35分ほど。

 それでも安全が優先されたのは当然の判断です。

 広島空港の現在の計器着陸装置(Instrument Landing System,ILS)は、CAT IIIbという日本の最上位の設備があり、調べた範囲では、滑走路視認距離が50m(ホントにこんなに短い視認距離で怖くないのかな・・・)あれば着陸可能な高性能な空港ですが、広島空港天候不良とは言え、アシアナ航空機に何があったのでしょうか?

 事故の問題にかかわっている一人としては、事故の再発防止のために、当該パイロットの対応も検証の対象でしょうが、そこにだけ目を向けることなく、機器の問題やパイロットに「無理」を強いる要因がなかったのかを慎重に検証して欲しいと思います。

 多数の負傷者が出ているとの報道ですが、死者が出なかったことにホッとしていると同時に、負傷された方々が早期に快復されること、事故の再発防止が図られることを願っています。
posted by koichi | 01:10 | 日々雑感 | comments(0) | trackbacks(0) |
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