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@虎ノ門協同法律事務所
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学校事故対応に関する指針
 昨3月22日、「文部科学省学校事故対応に関する調査研究有識者会議」が開催され、「学校事故対応に関する指針」がまとめられました。

 私は、2014年4月、「文部科学省学校事故対応に関する調査研究有識者会議委員」に委嘱を要請されました。そして、2016年3月、「学校事故対応に関する指針」がまとめられました。
 
 私は、1980年代から、学校事故・スポーツ事故の問題を、どうしたら未然に防止できるのか、どうしたら紛争を深化させることなく解決できないかを考え続け、必要な活動に参画してきました。

 正直言って、1980年代から2000年代は、私と文部科学省とは友好的な関係ではなく、私は文部科学省に厳しい意見を言い続け、文部科学省はうるさいヤツだと思って私の意見をスルーするという感覚でした。

 私と私のかみさんの両親は全て教員です。このような家庭環境に育ったのも一つの要因でしょうか。児童・生徒が、傷つくことで悲しい思いをするのはその被災者と家族ですが、次に悲しい思いをするのは、教師であると言うのが私の想いです。

 その意味で、事故が生じた時に、児童生徒保護者vs学校という対立構造が生じてしまうのは本当に悲しい。どうしたら、このような不幸な状況を共に乗り越えるという共同作業ができないのかという気持でおりました。

 このようなスタンスの私を、「文部科学省学校事故対応に関する調査研究有識者会議委員」一人に加えてくれた文部科学省の懐の広さには感謝します。文部科学省に厳しい意見を言うことを十分ご存知なのに、大胆な人選だなと思っていました。

 本日の、「文部科学省学校事故対応に関する調査研究有識者会議」で、学校事故対応指針がまとまりました。
 これが30年前に存在していれば、生じるはずがなかった学校事故があるのではないか、学校で生徒が死亡するという事故の後に校長先生が自殺をするという痛ましい事故は防げていたはずだと思っています。

 「指針」としては、完成版ではなく、2016年3月というタイムリミットがあるなかでの制限バージョンです。この指針を現場に活かして行く中でさらに様々な智恵を加えてバージョンアップしていきましょう。
 文部科学省のスタッフのみなさんと有識者の方々、被災者の皆さんの生の声、本当にありがとうございました。
 被災者のみなささん。完成版だとは思っていないという点を御理解ください。皆さんの意見をさらに伺って進化を予定しています。
posted by koichi | 01:18 | スポーツ | comments(0) | trackbacks(0) |
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