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@パークス法律事務所
あと1日の歌舞伎座
 今日4月30日は歌舞伎座の最後の一日です。
 東銀座の象徴的な建物ですが、いよいよ建て替えです。

 写真は昨日29日のお昼のものです。
 ここ数週間、朝8時前から当日券売り場には列ができておりました。最近では、一幕見の窓口にも早朝から列が出来ていましたし、私と同じように歌舞伎座の姿を写真に納めようという人も多くおりました。
 名残を惜しむ人の多い歌舞伎座でした。
posted by koichi | 07:53 | 日々雑感 | comments(0) | trackbacks(0) |
転勤はたいへん
  この時期になると司法研修所同期の裁判官と検察官からの転居の連絡が届きます。

 転勤は避けて通れない、当たり前の前提でこれらの職についているのだ、と言ってしまえばそれまでですが、本人だけでなく家族も大変だろうなと思ってしまいます。

 配転(転勤)命令が出たときに、介護や育児のためにそれに応じられないという形で訴訟となる例があります。私がかかわった事件ではありませんが、判決を見る限り、他の類型の労働訴訟と比べても、「労働者側に対して厳しいな」と思う事件が多くあります。

 このような傾向は、裁判官自身が転勤の苦労が多いことの反映かな?と思ってしまう季節です。

posted by koichi | 08:21 | 日々雑感 | comments(0) | trackbacks(0) |
医療ADR
 医療事故に付随した患者と病院との転院をめぐるトラブルを、昨日、医療ADR(第二東京弁護士会)で無事に解決をできました。
 医療ADRの利用は初めてでしたが、病院側代理人から勧められて(?)の患者側代理人としての申立でした。
 難しい事案でしたが、病院側代理人も誠実に解決に努力をしてくれ、あっせん人も精力的に解決に努力をしていただき、円満な解決に至りました。
 関係者には感謝しております。
 あっせんによる解決が望ましい事案では、医療ADRの出番は多くあると思います。

 
posted by koichi | 17:52 | 医療 | comments(0) | trackbacks(0) |
半蔵門からの景色
 徒然(つれづれ)などしている余裕もないのですが、疲れたのでちょっと一息。
 今日は午後、四ツ谷で生存権裁判の弁護団会議があり、四ツ谷から弁護士会館に戻る途中の半蔵門で、花とお堀と霞ヶ関の官庁街が目に入りました。
 使い出して4年目の携帯電話におまけでついているカメラで撮影をしてみましたが、まあそれなりに雰囲気が撮れたかな?

 
posted by koichi | 18:41 | 日々雑感 | comments(0) | trackbacks(0) |
落雷は防げないが 落雷事故は防げる
 ホームページとブログを立ち上げて、昨日ようやくホームページの本オープンまでこぎ着けました。

 HPもブログも、私の予想を超えた反応があり、いまさらながらWebの力を知ったところです。

 落雷事故予防のために機会があるたびに講演には応じてきましたが、Webを使って啓発した方が効率的だと思い、高槻の事件の上告受理申立理由書、同補充書などをアレンジして、今朝の5時から約8時間の作業で、
     配布用資料
     「落雷は防げないが 落雷事故は防げる」
をまとめました。

 全体で40頁ですので、これまで2時間枠の講演で話をしてきた分量の概ね倍の量だと思います。

 落雷事故予防は難しくありません。
 正しい知識さえあれば、犠牲者をださずにすみます。
 このような一助になればと思って作成しました。
posted by koichi | 13:10 | スポーツ | comments(0) | trackbacks(0) |
大西祥平先生のお別れ会
 大西祥平先生のお別れ会がありました。
 私は大西先生とは我那覇和樹選手の事件で初めてお会いし、この事件が解決をした後も、日本相撲協会の件で一緒に仕事をする機会に恵まれました。

 「紳士」な方で、土井香苗弁護士(我那覇選手弁護団の一人)などは、「ステキ!!」と繰り返し叫んでいました.
 同性の私からみても本当に「ステキi!!」な先生でした。

 先生に御協力をいただいた我那覇和樹選手事件では、先生に朗報を伝えることができましたが、日本相撲協会の薬物濫用事件では、先生が中心となって進めた薬物検査の正確性を認めた判決を生前にお届けできなかったのが心残りです。

 ご冥福をお祈り致します。

 
posted by koichi | 18:00 | スポーツ | comments(0) | trackbacks(0) |
ホームページ完成です(一応)
  HPを完成してからアップさせるというのでは、いつ作業完了するかわからない状態でしたので、4月1日に工事中の部分を多く残しながらも、とりあえず仮オープンとしました。

 その後、工事中の部分の更新作業をすすめ、概ね更新作業が完了しましたので、本日、本オープンとしました。

 リンクが間違っているところとかコンテンツのUPが抜けているところなどのチェックが未了なので、不具合を発見したら知らせていただけると助かります。(m_m)

posted by koichi | 12:23 | 日々雑感 | comments(0) | trackbacks(0) |
スポーツ議員連盟のヒアリング
 
 日本スポーツ法学会の一員として、4月20日、スポーツ議員連盟のヒアリングに参加をしました。

 与党・政府は、スポーツ基本法の検討を精力的に進めており、一方で、スポーツ議員連盟も議員立法をめざしております。今回のヒアリングは後者です。

 スポーツに関する権利を確立するという視点からは、党派を問わず、スポーツ基本法の立法化に関心が集まっている事には歓迎です。

 しかし、スポーツ基本法の理念が、トップアスリートの養成にだけ特化されてしまうのでは困ります。年齢、性別、障がいの有無を問わず多くの国民がスポーツを楽しむ権利が保障されること、安全にスポーツをすることができること、競技団体との関係でアスリートの権利が守られることなどの充実が必要です。

 「折り畳み式バスケットゴールが修理が必要な状況だったのに、予算が不足して修理が遅れて、死亡事故が生じた」(静岡県営草薙総合運動場体育館事故)などという状況は困ります。

 オリンピック招致も大切ですが、今の時点で、オリンピック招致に数百億円をかけるなら、まずスポーツの現場で困窮している状況を改善して欲しいと思っています。

 日本でのオリンピックは実現したいですが、それに相応しいスポーツ政策が重要なのではと考えています。
posted by koichi | 22:34 | スポーツ | comments(0) | trackbacks(0) |
合同図書館の貴重書がマイクロフィルム化されました。
 東京弁護士会・第二東京弁護士会合同図書館には、足尾鉱毒事件、大逆事件などの歴史的な裁判記録が保管されています。

 明治・大正期に活躍した花井卓蔵弁護士など先輩法曹が担当した事件記録を整理して、図書館に寄蔵したものです。元々は毛筆での手書きなのでしょうが、それをタイプし、大変な労力をかけて整理しているものです。

 実務家としての弁護士としては、これらの刑事記録が貴重であることは理解できても、これを活用して何か研究をするという発想にはなりませんので、合同図書館としては、これまではこれらの刑事裁判記録の活用方法を見いだせないまま「死蔵」していたという実態でした。

 早稲田大学法学部浅古弘教授、文学学術院藤野裕子助教を中心とした早稲田大学のみなさんが、一昨年、合同図書館の所蔵する刑事裁判記録を活用する方法を提案され、このたび合同図書館と早稲田大学図書館とで共同でマイクロフィルム化して、共同で所持することになりました。

 早稲田大学図書館の関係者の方々には、貴重な資料が活用される道を開いていただき、深く感謝致します。

 研究者へのマイクロフィルの提供は、早稲田大学図書館が担当し、準備が整い次第開始される予定です(夏休み明け頃の見込みです)。

 2009年度(2009年6月〜2010年5月)は、合同図書館委員会として多くの事業を行った年ですが、これも重要な成果の一つです。
posted by koichi | 13:24 | 弁護士会 | comments(0) | trackbacks(0) |
白露山・露鵬vs日本相撲協会 大麻使用を理由とした解雇は有効
 白露山・露鵬が日本相撲協会を被告として、大麻使用を理由とした解雇は無効であると主張して争っていた事件で東京地裁(渡邉弘裁判長)は、4月19日、白露山・露鵬が大麻を使用した事実を認定し、解雇を有効とする判決を言い渡しました。
 判決の結論と理由は、ごく当然なものですので特にコメントありません。スポーツ界が「薬物濫用はNO!」の毅然とした立場を貫くことは重要です。
 日本相撲協会の場合には、薬物濫用に関しては一定の措置を講じて、改善をしております。今後は、アンチ・ドーピングの取り組みが重要な課題だと思っています。
posted by koichi | 15:06 | スポーツ | comments(0) | trackbacks(0) |