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@パークス法律事務所
ボランティア活動の日々
 今日は、大阪で講師をしました。

 (財)日本体育協会が主催している「スポーツ指導者養成講習会」の「スポーツと法」の章について2時間枠での講演です。

 事故の予防の関係とスポーツにかかわる人権課題(体罰、セクハラ、ドーピング、日本スポーツ仲裁機構の仲裁など)という2つの柱です。

 これまでの数年間、年1〜2回、このテーマで講師を担当をしてきました。

 今年の講師要請に当たっては、初めてのことですが、昨年分の受講生のアンケート結果が添付されていました。
 私以外に数名の弁護士が講師をしているので、受講生から見た全ての講師の講座の評価が分かります。

 私としては昨年も自信を持って講師を勤めたつもりでしたので、一番評価が良いだろうと思っていたのですが、残念ながら2番目。

 悔しくて、1番は誰かと担当者に尋ねたところ、先輩の菅原哲朗弁護士でした。菅原弁護士ではしょうがないかなと納得した反面、今年の講師評価ではトップを目指して、PowerPointを練り直しました。

 しょせん2時間枠しかないのに、PowerPointのコマ数は165。
 今年は昨年に比べて、内容は充実させたと思っていますが、コマ数が多くて消化不良気味かなという感じで反省。

 今年の評価が届くのを楽しみにしています。

 今年のアンケート結果を踏まえて、もう一度工夫してみます。
 双方向の講義は張り合いがありますね。

posted by koichi | 22:33 | スポーツ | comments(0) | trackbacks(0) |
パワーハラスメントの学習会に参加しました
 東京都障害児学校教職員組合女性部の総会が18日(土)にありました。

 パワーハラスメントについての学習会をしたいので講師を頼むという依頼があったのは7月中旬。

 頸肩腕障害・腰痛の事件で、当該校であった村山養護学校を見学したのが1991年。同じ災害性腰痛事件で、1995年〜1997年に光明養護学校を、1996年〜2001年に江戸川養護学校をそれぞれ見学しております。しかし、2003年からは七生養護学校事件にかかわって、人事委員会や裁判所を中心に動いていたので、ゆっくり学校現場の話を聞く機会がありませんでした。





 養護
学校だけがパワーハラスメントの例外だとは思っておりませんでしたが、「養護学校のパワハラ?・・・・」。

 これまでの養護学校の現場を見ていた者としては、イメージがわかないので、具体的事例を5例集めてもらい、これのケースワークという形式をとりました。

 養護学校の現場も、
〈職場の人間関係が稀薄化、コミュニケションの困難化〉は進行し、
〈能力主義などの労務管理や職場環境の変化〉で殺伐とした職場に変わっている
という実状がありました。

 〈的確な指導ができない、上司の指導力不足〉
も深刻な様子でした。

 裁判官評価システムを紹介しながら、管理職評価システムを立ち上げたらと提案をしておきました。

 現場では、管理、締め付けが厳しくなっており、教員は、パソコンに向かって報告書などを作成する作業に追われて、子どもと向かいあう時間が無くなっています。これでは良い教育ができるわけがないよね・・・と思っています。

 東京都教育委員会にも立派な方々が居たことを知っている私としては、「東京都教育委員会は、現状でよしと考えているの?」という疑問が生じてしまいますが、東京都教育委員会ではどんな議論をしているのでしょうか?
posted by koichi | 09:21 | 職場の労働条件 | comments(0) | trackbacks(0) |
意欲ある若手に期待しています
 今日も夕方は両国に行っていたのですが、相撲記者クラブの記者の一人から、「最近ブログの更新がないのは、忙しいからですか」と問われました。

 今日も、尾車親方に対する恐喝未遂事件で被疑者逮捕への対応や大勇武が芝田山親方などを訴えた事件の対応がありましたが、七月場所前に比べれば平穏です。

 ブログ上で、日本相撲協会のみなさんや報道機関のみなさんにメッセージを送らなければならないような事態が減少している状況です。

 
ここ2か月半、私のブログは、普通の目的から大分逸脱した利用方法で運用してきましたので、この辺から本来の機能に戻しています。

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 3日前に地方公務員の労働相談が入ったのですが、私一人では処理するのが大変なので意欲ある若手を募りました。

 弁護士会の若手会員向けのメーリングリスト(私には配信されないし、発信もできない...(^^;;。)で募集したら、短時間に3人から連絡をいただけました。

 当事務所は、私と同じ期の弁護士が3名、3期下が1名、若手が1名という、年齢構成のバランスが悪い事務所のため、事務所の若手が手一杯なのがよく分かっているので、他の事務所の若手に手伝ってもらっています。
民事事件のみならず、スポーツ関連事件や医療関係事件で、いろいろな事務所の方々に手伝ってもらっています。

 一緒に仕事をして見ると様々な個性や特徴的な能力をもっている方です。

 優秀な若手には繰り返し仕事を御願いしております。

 最近では、「どうせなら、ウチの事務所に移籍しない?」と提案している若手もおります。考えておいてね。←またまた、本来の目的から逸脱したブログになってしまいました(m_m)。

posted by koichi | 21:59 | 弁護士会 | comments(0) | trackbacks(0) |
ある競技団体の代表選考をめぐるトラブル
 本来は、7月上旬には、行かなければならなかった田舎の柿畑の草刈に、本日ようやく行ってきました。

 周囲からは、「こんな時に草刈に行くと熱中症になるぞ」と言われ、本人も「危ない方」と思っておりました。

 しかし、雑草が生い茂っていると周囲の畑に迷惑がかかるので、本来は年4回はいかないといけないところ、今年は2回目が9月になってしまったということで、「暑くても行かなくては」という決意で田舎に行きました。

 草刈開始が午後1時前。終了が午後2時半ですから、最悪の条件でした。
 
蔓科の雑草に手こずって中途半端な状態でしたが、熱中症の一歩手前の状態でしたので、引き上げてきました。

 そんな帰りに、日本スポーツ法学会で御一緒している研究者から御電話が・・・・・。電話を受けたのは夕方の甲府駅。

 ある競技団体の代表選考をめぐるトラブルでした。

 緊急性がありそうでしたので、御本人の予定を調整してもらい、東京駅近くでお会いすることに。

 明日は、日本相撲協会の特別調査委員会の最後の委員会や理事会が続く予定で、一人では動けないので、友人の弁護士に電話をして、急遽応援をしてもらうことになりました。午後8時半頃までに打合せを終了し、その後の実務作業は応援を御願いした友人弁護士に任せて、遅い夕食をようやくすませたところです。

 小さな競技団体の中には、法の支配が全くない団体もあるのですね。明日は、スポーツ団体のガバナンスに関する研究会に招かれています。スポーツ基本法の議論もそうでしたが、やはりスポーツ団体に法の支配の理念を考えてもらわないといけないです。

posted by koichi | 22:00 | スポーツ | comments(0) | trackbacks(0) |