睡眠と血圧
2010.11.21 Sunday
かみさんが血圧を毎朝計測しているのに影響されて、私も起床直後の血圧を測定するようになりました。日によって血圧が高かったり、正常値(というより少し低め)だったり、変化が大きく、その原因は何だろうかとおもしろがって記録をしています。
概ね2か月測定しました。いろいろな要因がありそうですが、
<<睡眠が充実しているなと感じた時は、低めになる>>
<<夜中に何度か目を覚ますとか、熟睡できなかったと感じた時は、高めになる>>
という傾向を感じています。
そこで思い出したのが、新宮先生の指摘でした。
アメリカ電通副社長のくも膜下出血死事件-東京地裁2001年5月30日判決(労働法律旬報1511,17-25,2001年)では、新宮正先生(高松赤十字病院救急部長・脳神経外科副部長(当時)、(財)三友堂病院脳神経外科医長(現))に鑑定意見を書いていただきました。
従前の厚生労働省の脳心疾患の業務上外の考え方は、
(1) 疾病は直線的に自然増悪する、
(2) 労働がこの自然増悪の直線をより増悪方向に変動させるか否か、
というものでした。
新宮先生は、動脈硬化は、一方的に増悪するだけでない、血管内壁の修復要因があると指摘し、睡眠の重要性を指摘したのです。
もう10年近く前の事件でしたが、睡眠と血圧の関係について、自らの血圧を通じて、新宮先生の指摘が正しいなとしみじみ実感した次第です。
概ね2か月測定しました。いろいろな要因がありそうですが、
<<睡眠が充実しているなと感じた時は、低めになる>>
<<夜中に何度か目を覚ますとか、熟睡できなかったと感じた時は、高めになる>>
という傾向を感じています。
そこで思い出したのが、新宮先生の指摘でした。
アメリカ電通副社長のくも膜下出血死事件-東京地裁2001年5月30日判決(労働法律旬報1511,17-25,2001年)では、新宮正先生(高松赤十字病院救急部長・脳神経外科副部長(当時)、(財)三友堂病院脳神経外科医長(現))に鑑定意見を書いていただきました。
従前の厚生労働省の脳心疾患の業務上外の考え方は、
(1) 疾病は直線的に自然増悪する、
(2) 労働がこの自然増悪の直線をより増悪方向に変動させるか否か、
というものでした。
新宮先生は、動脈硬化は、一方的に増悪するだけでない、血管内壁の修復要因があると指摘し、睡眠の重要性を指摘したのです。
もう10年近く前の事件でしたが、睡眠と血圧の関係について、自らの血圧を通じて、新宮先生の指摘が正しいなとしみじみ実感した次第です。