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@パークス法律事務所
年末はいつも?落ち着かない
 平時の年末ならば、12月28日は、早めに大掃除を済ませて、スタッフ一同で納会というところでしょう。残念ながら、今年は納会はパス。落ち着かない状況で、28日19時半を過ぎて未だ機中の人です。羽田空港混雑のため、着陸順番待ちで30分以上旋回中とのアナウンス(・_・、)。という状況で、持ってきた本も読み切ってしまったし・・・PCに向かっています。

 2009年末も高校生のスキー選手のインターハイ地域予選の選手登録をめぐる事件で、ドタバタしていたので、平穏な年末はいつの事だったのかな?

 私以上にドタバタしているのは12月31日をもって整理解雇通知を受けている、森さんたちJAL客室乗務員の友人の方々です。JALの経営破綻は、「沈まぬ太陽」で描かれているような、経営陣の問題だったはずです。ここにきて、そのツケが現場の職員に押しつけられようとしています。

 国策での解雇の様相を呈しています。国鉄民営化時のように、裁判所までが政治的な対応をすることなく、粛々と整理解雇の有効性要件の有無を判断してくれると良いのですが・・・・。

 先日、先輩の船尾徹弁護士と東弁二弁合同図書館でたまたまお会いした際に、船尾弁護士がこのJALの解雇事件の労働側の担当をしているとうかがいました。一方で、更生会社JAL管財人の片山英二弁護士は、16人で実務修習をした司法研修所36期東京3班の友人の一人です。複雑な思いです。

 先日は、ILOがJALの整理解雇問題の解決に乗り出すという報道を見ました。ILOが個別事件の解決に手を貸すことがあるのですね。不勉強でこのようなことができることを初めて知りました。早期の解決を願っています。

 船尾先生、友人のJAL客室乗務員のみなさん応援していますので頑張ってください。

posted by koichi | 23:28 | 日々雑感 | comments(0) | trackbacks(0) |
福岡は寒かった
  12月20日に予告され、24日のクリスマスイブに正式に要請され、25日は、急遽福岡まで行ってきました。

 久しぶりの福岡なので、南⇒温かいという漠然とした考えで(24日の同窓会の二日酔いも手伝って)、コートを置いて出かけようかなどと思っていたら、かみさんに、「福岡今日は寒いって、さっき天気予報で言ってたよ」と言われ、慌ててネットで確認したら予想最高気温3°。東京より寒い!!もちろんコートを着て行きましたが、それでも寒かった!!!

 福岡在住の弁護士にも応援を頼まないといけないということで、知人を通じて関心をもってフットワーク軽く動いていただける弁護士を紹介してもらい、一緒に動いています。

 なかなか難しい事案ですが、私が、日本相撲協会の関係でお世話になっている新田一郎先生(東大法学部教授、日本法制史、東大相撲部部長)やスポーツ関係では30年前からお世話になっている武藤芳照先生(東大教育学部長、スポーツ医学)には、関係者がみなお世話になっているという共通項があることがわかり、「世界は狭いなーーー」と感心しました。

 年内の解決は困難な事案ですが、年明けあまり遅くない時期にはうまく着陸点を見いだして、2011年を良い気持ちでスタートできることをめざしています。

posted by koichi | 08:01 | 日々雑感 | comments(0) | trackbacks(0) |
懐かしいメンバーとの懇談
  今年は日本相撲協会の関係で、不本意ながら、マスコミに露出する機会が増加してしまい予定外の事態がいろいろ生じてしまいました。予定外の事態には、少ないながらうれしいこともありました。

 高校を卒業して30年余が過ぎていますが、同窓会に参加したのが3回程度しかなく、3年で同クラスの友人とは顔を合わす機会は少しはあったのですが、それ以外の友人たちとはほとんど没交渉に近い状態でした。

 ところが、7月には、マスコミで私のことを知った同級生(この友人は、一橋大学に進学していて大学生時代に小平キャンパスにある大学寮で会ったのが最後だと思います)が、報道を切っ掛けに私のHPを探し当ててメールで連絡をしてくれたのです。

 これが契機となって、12月24日には高校同期生6名で30年ぶりの有志同窓会となりました。クリスマスイブに企画されたというのがそれぞれの家庭事情を反映していて面白い設定でした(ご家族のみなさんには御迷惑をおかけしました(m_m))。

 風貌も話し方も高校1年生の時と全く変わっていない友人や、すっかり丸く(性格が?体型が?)なった友人。会話も昔の同窓生がどうしているという話や日本社会の現状を憂えてどう打開すべきかという話まで、3時間がまたたくうちに過ぎました。

 山梨県の公立高校の仲間たちですが、みな社会的に必要とされている分野で仕事をされているのがうれしかったです。

 次回はもう少し輪を広げて、再会したいですね。

 企画してくれた古屋さん(東洋学園大学)ありがとう。感謝です。
posted by koichi | 09:51 | 日々雑感 | comments(0) | trackbacks(0) |
久々の休日
 ここ数週間満足に週末を自宅で過ごせない日々が続いていて、精も根も果てたという状態でした。極めつけは、先週法事で山梨にいったところしっかりカゼまで引き込んでしまいました。(・_・、)

 昨日の土曜日も打ち合わせなどで終日出かけておりましたが、今日は久しぶりに自宅で一日を過ごしています。

 久しぶりに自宅に居るとそれはそれでさまざまな仕事が・・・・
 ゆっくり目に起床した後は、新橋の電気量販店まで、蛍光灯やかみさん用のPCを買い出しに。洗濯物を干してからは、宅急便を出す為に銀座3丁目の受付窓口まで3往復。それから後は、クリーニング屋に行って・・・、ここまででお昼を過ぎてしまいました。

 お昼は、ふくちゃん築地総本店。思わず、生ビールを頼んでしまい、一日の仕事終了の感覚です。

 ここ2週間は、採血時の正中神経損傷事件、軽度外傷性脳損傷事件、メチャクチャな過労状態で慢性骨髄性白血病が増悪ないし増悪を早めたという事件を中心に動いていたので、読んでいる文書は、診療録と医学論文ばかりという状況です。

 会社の上司に殴られて重度の後遺障害を残している患者さんの事件が2週間前にとびこんできました。脳脊髄液減少症との診断でしたが、一審判決では脳脊髄液減少症は否定されいる事案です。ざっと記録を見た範囲では、どうも軽度外傷性脳損傷の様子。12月3日には、石橋先生に無理を言って、診察をしてもらいました。おそらく軽度外傷性脳損傷だろうということで耳鼻科、眼科などの検査が必要ということですが、検査予定は、いずれも2011年4月。控訴審のスケジュールを考えるとどうしようか頭が痛い事件です。

 正中神経損傷からCRPSになった患者さんや軽度外傷性脳損傷が長年看過されていてつらい思いをしている患者さんに接すると、医療機関が適正な対応をしていればこんなに患者さんが苦しまなくてもすんだのにと悲しい思いになります。

 患者さんのために一生懸命に取り組んでいる医療関係者は少なくありません。私の親族や友人の医療関係者は、みなこの点で誇れる人たちです。昨年亡くなった大西祥平先生もその一人です。

 大西先生も被告の一人となっていた(大西先生逝去後はその部分は取り下げ)2008年に日本相撲協会の薬物濫用問題関連の民事訴訟も一昨日判決が言い渡されました。検査手続が正当との当然の判断ですが、これも大西先生の墓前に御報告したいと思っています。

 弁護士として活動できる期間を長めに見ても、もう折り返し地点は過ぎていますので、やり残したという思いが少なくなる方向に、少しずつ軸足をずらして行きたいと思っています。
posted by koichi | 13:53 | 日々雑感 | comments(0) | trackbacks(0) |