Search this site
@パークス法律事務所
スポーツ関係3話題
 情報提供です
いずれも私も関係しています

(1) 日本スポーツ法支援・研究センターが日本体育協会からの「スポーツにおける暴力行為等相談窓口」業務受託を11月13日から開始しました。

 詳細は、日本体育協会のホームページ日本スポーツ法支援・研究センターのホームページを参照ください


(2) 非営利活動法人スポーツセーフティージャパンが2014年11月29日に東京で「第1回スポーツセーフティーシンポジウム-日本のスポーツ安全基準を考える-
」を開催します。

 私も報告者の一人で、「どうしてスポーツ事故は繰り返されるのか 裁判例からスポーツ事故予防を考える」とのテーマで、労災事故と比較するとスポーツ事故は同じ態様の事故が繰り返し生じている点に特徴がある。裁判例を中心に、どうしてスポーツ事故が繰り返されるのかを分析し、今後のスポーツ事故予防対策のありかたを提言します


 詳細のお問い合わせとお申し込みは非営利活動法人スポーツセーフティージャパンのホームページに掲載されているメール宛てに

(3) 日本スポーツ仲裁機構がスポーツ仲裁のグッドガバナンスのシンポジウムを12月8日に開催し
ます。

 お申し込みは、日本スポーツ仲裁機構のホー
ムページを御覧ください。

 私も報告者の一人で、グッドガバナンスを実行している競技団体の一つとして日本学生野球協会の活動を紹介します。ここに本文を記入してください。ここに本文を記入してください。
posted by koichi | 13:06 | スポーツ | comments(0) | trackbacks(0) |
日本臨床スポーツ医学会学術集会
 昨日と今日(11/8-9)は日本臨床スポーツ医学会学術大会。

 昨日の教育講演の一コマを担当しました。

 与えられたテーマは「スポーツにおける暴力・ハラスメントの実態と対策」。

 私は、抄録を作成する際に、学術集会会長の川原貴先生に、「日本臨床スポーツ医学会という場だと、スポーツ中の外傷などの方がテーマとしては良いのでは?」と相談したのですが、「ぜひ、『スポーツにおける暴力とハラスメント』で」というお話しだったので、このテーマで話をしました。

 どんな構成にしようかいろいろ考えたのですが、医師の方々は、現場にいる指導者よりは『スポーツにおける暴力とハラスメント』の実態を知っていないだろうと思って、まずは実態を知ってもらうことに重点をおきました。

 指導者向けの講演で紹介している
・ 大分県のある中学校での外部指導員の暴力、
・ 大分県竹田高校の剣道部での熱中症死、
・ 浜松日体大バレーボール部の監督の暴力、
・ 大阪市立桜宮高校バスケットボール部員の自死事件

の紹介に加えて、

・ 米倉加代子(バドミントン)さん、
・ ヨーコゼッターランド(バレーボール)さん、
・ 溝口紀子(柔道)さん、
にも手伝ってもらいました(御本人においでいただいたのではなく、テキスト読み上げソフトでそれぞれの体験を語ってもらいました)。

 座長の川又達朗先生からは、「前半は大変重たい話でしたが・・・」と言われましたが、これは予想通り。

 まずは、現実を知ってもらった上でないと、どうしたら良いかという本気度がでないので、あえて前半に受講者がショックを受ける話をしています。

 後半は、「暴力に頼らない指導」をどう実践するかの紹介。こちらは明るい話です。

 法律家である私が話をするテーマではないんですよね。どう考えても。日本体育協会指導者育成部員の肩書きの方が相応しい話です。法律家らしいスライドは58枚の内2枚だけです。

 現場の指導者に語る時には、法律家として話をしたのでは、

「強くするためには愛のムチは必要→暴力をダメというのは、強い選手・チームを育てたことがない素人の戯言!」

という反論があるので、

「強くするためには暴力は有害、暴力に頼らない指導をしないと強い選手・チームを育てられない」

と語らないと説得できません。

 なので、法律家らしい話になりません。コーチング学とかスポーツ心理の分野の話を法律家である私がせざるをえません。

 教育講演の座長の川又先生の論文(主に脳しんとう)は、仕事の関係上よく拝見していました。

 今回の講演とは関係ないのですが、高名な川又先生とせっかくお会いできる機会でしたので、事前の打合せでは、教育講演の打合せは多少。ほとんどの時間を私が川又先生に山ほどの質問をして、川又先生に教えていただきました。感謝です。

 このような機会を与えたいただいた川原先生と学術集会の実行委員のみなさん、また、JISSのみなさんに深謝です。
posted by koichi | 10:36 | 医療 | comments(0) | trackbacks(0) |
誤嚥事故について
 

 日本看護協会出版会が発刊している「コミュニティケア 2014年11月号」に「特別寄稿-どのような誤嚥事故が過失を問われるのか」が掲載されました。

 誤嚥による肺炎を防ぐのは事故を防ぐのはなかなか難しいのですが、食塊などによる窒息による死亡や重症事故は、十分な観察と気管閉塞後の必要な措置で一定程度防止することは可能です。裁判例をまとめてみて紹介をしました。

 看護や介護に携わる人のお役にたば何よりです。
 
posted by koichi | 18:09 | 医療 | comments(0) | trackbacks(0) |