ドクターストップ
2015.11.01 Sunday
昨日は、東京都軟式野球連盟、今日は日本体育協会で、それぞれ2時間の指導者講習会を担当しました。
これからがオフシーズンとなるスポーツが多いので、講演ラッシュです。先ほど、事務所まで戻りました。
Webの記事を見たら、羽生結弦選手の件を契機に、国際スケート連盟が「ドクターストップ」のガイドラインを整備したことが報じられています。
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20151030-OHT1T50103.html
当然の対応ですが、他の競技団体はどうしているのでしょうか。
日本では、脳振盪に厳しい競技団体ではマッチドクターに判断させています。チームドクターでは、チームの勝利のために選手を十分に守れないとの判断です。高校野球の全国大会でも医師は常駐して、「ドクターストップ」制度があり、大会期間中に、涙を流して出場継続を訴える選手にストップをかけています。
選手が負傷しても、自らプレイ続行を希望しない場合は稀であり、ドクターストップ制度は当然です。
スポーツ事故判例を見ていると、指導者が負傷した選手あるいは硬膜下血腫の発症が疑われる選手に対して、「大丈夫か?」と尋ね、選手が「大丈夫です!」と答えてゲームを続行させて重大事故となったケースがあります。
スポーツ指導者の力量が問われます。
これからがオフシーズンとなるスポーツが多いので、講演ラッシュです。先ほど、事務所まで戻りました。
Webの記事を見たら、羽生結弦選手の件を契機に、国際スケート連盟が「ドクターストップ」のガイドラインを整備したことが報じられています。
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20151030-OHT1T50103.html
当然の対応ですが、他の競技団体はどうしているのでしょうか。
日本では、脳振盪に厳しい競技団体ではマッチドクターに判断させています。チームドクターでは、チームの勝利のために選手を十分に守れないとの判断です。高校野球の全国大会でも医師は常駐して、「ドクターストップ」制度があり、大会期間中に、涙を流して出場継続を訴える選手にストップをかけています。
選手が負傷しても、自らプレイ続行を希望しない場合は稀であり、ドクターストップ制度は当然です。
スポーツ事故判例を見ていると、指導者が負傷した選手あるいは硬膜下血腫の発症が疑われる選手に対して、「大丈夫か?」と尋ね、選手が「大丈夫です!」と答えてゲームを続行させて重大事故となったケースがあります。
スポーツ指導者の力量が問われます。